孤独死における害虫について

孤独死における特殊清掃の現場では、多数の害虫が発生しております。何処でお亡くなりになっているかにより発生する虫も変わってきますが、特に多いものがハエ、うじ虫です。ここでは、害虫についてご紹介します。

うじ虫、ハエの多い現場は臭いもかなりある

異臭が家の外に出ている現場においては、ハエやうじ虫の発生も多いように感じます。冬場よりも夏場のほうが発生していることが多く、環境にもよりますが、一週間ほどたっているとその分腐敗も進んでおり、害虫もかなりの確立で発生しております。

高層マンションなら虫は出ない?

高層マンションの場合、発生しずらいのではと思われるかもしれませんが、実際高層マンションでも大量の害虫が発生した現場を経験したことがあります。戸建ての家よりも発生しずらい環境にあると思いますが、高層マンションでも発生する可能性は十分にあります。

ハエやうじ虫が大量に発生してしまった場合、業者にお願いしたほうがいい

大量に発生してしまったハエやうじ虫は、自分で駆除しようとせず、業者に任せたほうが無難です。孤独死により発生したハエなどは、虫の体に体液が付着しております。殺虫剤噴霧すると暴れだし、皮膚や粘膜に付着する可能性があり、最悪感染症の原因になってしまいます。またハエの死骸を踏んでしまうと、床についた汚れはなかなか取れず、汚れを広げてしまう可能性があります。もし大量に発生した場合は、自分で行わず、業者に任せることをお勧めします。

 

ハエやうじ虫を自分で駆除する場合の留意点

ハエやうじ虫の駆除を自分で行う場合、以下のことを注意しましょう。

・感染症を防ぐため、万全の格好で作業を行う

先ほど記載した通り、ハエが体に当たったりすると、危険なので、まずはゴーグル、マスク、できれば防具服など来てから行いましょう。

・殺虫剤をまいた後はしばらく外で待機する

殺虫剤をまいた後は、しばらく外で待機し、なるべく殺虫剤を体に入れないようにしましょう。

・害虫の死骸を踏まないようにする

前に記載した通り、死骸を踏んでしまうと、汚れがなかなか落ちません。ほうき、ちりとりを事前に準備し掃き掃除を必ず行いましょう。

死骸を集めた袋は必ず空気を抜いてしっかり閉める

うじ虫の場合、生きたまま袋に入れると、ハエになって後から大量に出てくる可能性があります。袋はしっかり結び、二十にしましょう。

 

以上が、害虫についてです。特殊清掃でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。